【浜松・磐田】股関節の動きで骨盤と腰椎が過剰に動いてしまうと・・・

症状原因ブログ
【浜松・磐田】股関節の動きで骨盤と腰椎が過剰に動いてしまうと・・・

こんにちは。
浜松・磐田の腰痛、膝痛専門の「接骨院RISE(ライズ)」です。

将来へ腰痛・膝痛・足首痛の不安や悩みがある方のために、安心できるゴールを提案します。
年齢・性別などは関係ありません!!!

あなたの希望や想いを大切にし、身体の状態を判断したうえで、運動が必要な方への治療計画を明確にし、目標に向かって一緒に楽しみます。

膝・腰・足首などの専門治療やアスレティックリハビリテーションを得意とした治療院がRISEにあります!
今日も腰痛の原因の一つ、「腰椎の運動機能障害症候群」についてお話しています。

腰痛患者の50%以上の人が、回旋-伸展の運動機能症候群に当てはまると報告しています。

【運動機能障害】

回旋-伸展症候群の痛みや症状の原因は、腰部の回旋と伸展の動きで起こるため、回旋・伸展運動を生じる姿勢・ストレス・運動を評価する必要があります。

検査する動きが痛みや症状を引き起こしたり、悪化させたりする場合は、動作を修正しながら動きの影響や検査結果の妥当性を確認します。

背臥位(うつ伏せ)

①股関節屈筋群の長さ
②自動股関節屈曲、自動的膝関節屈曲
③股関節屈曲位からの外転・外旋
④膝関節伸展位での他動的股関節屈曲
⑤180度までの肩関節屈曲

①股関節屈筋群の筋の長さ

股関節を他動的に伸展したときに、代償的に骨盤が前傾したり回旋したりする場合、この検査は陽性となります。

大腿筋膜張筋や大腿直筋の筋長検査でこれらの筋群に短縮が認められても、骨盤運動が認められない場合は、伸展症候群であるとは言えません。

なぜなら腰椎骨盤の代償運動は伸展症候群に必須だからです。

膝を胸部まで抱え込み、腹筋群の収縮によって骨盤を固定した場合に、反対側の股関節が屈曲したままで、骨盤の前傾が生じない場合は股関節屈筋の短縮が存在します(トーマステスト)。

しかし、股関節屈筋の短縮を確認しても上記のような代償がなければ、腰椎回旋–伸展症候群の特定方向への運動の起こりやすさを示すものではありません。

②自動的股関節屈曲、自動的膝関節屈曲

下肢の運動中に症状が悪化したり、大きな骨盤の回旋が生じたりする場合、腰椎回旋–伸展症候群が考えられます。
骨盤は下肢を動かして回旋します。

③股関節屈曲位からの外転・外旋

この運動中の初期の50%の間に骨盤が運動中の下肢の方へ回旋します。
この運動中に症状が悪化する場合があります。

骨盤を固定したり、下肢を支えたりすると症状が軽減します。

この症状の緩和は、脊柱の回旋を制御したためか、あるいは腸腰筋が伸長した際に脊柱にかかるストレスを下肢を支えることで除去したため、あるいはその両者によるものと考えられます。

④膝関節伸展位での他動的股関節屈曲(SLR)

神経伸長の陽性徴候は、股関節屈曲60度に達する前に下肢後面に走る神経根痛です。
この検査法で症状を訴える時は、痛みが出る位置保持して、一度患者様にリラックスしてもらいます。

リラックスして痛みが消失すれば、この痛みの原因は股関節屈曲の筋肉の収縮による脊柱へのストレスであるということを示唆します。

つまり、神経が伸長された痛みではないということです。

⑤180度までの肩関節屈曲

180度までの肩関節屈曲(腕を前方から万歳した姿勢)は、腰椎の伸展を誘導することが多いので腰痛を悪化させることがあります。これは、広背筋、胸腰筋膜、大殿筋の硬さなどが原因です。

側臥位(横向きで寝た状態)

①股関節外旋
②骨盤の外側傾斜を伴った股関節外転
③股関節内転

①股関節外旋

股関節を外旋するときに股関節のみの運動ではなく、骨盤が回旋しまう場合は陽性です。
ピラティスでいう「クラム」というエクササイズです。

②股関節外側傾斜を伴った股関節外転

股関節を外転して腰の痛みを訴えたら陽性です。
この原因として考えられるのは、腸腰筋と腰方形筋のどちらかの収縮による脊柱の側屈のストレスです。

これらの筋肉は腰椎の横突起に付着し、脊柱を側屈させるからです。

③股関節内転

横向きで寝た状態で上の脚の床につけたときに、骨盤が側方傾斜を伴う場合、陽性となります。
骨盤の側方傾斜は脊柱の側屈と関連があります。

腹臥位

①膝関節屈曲
②股関節回旋
③股関節伸展

①膝関節屈曲

腹臥位で膝関節屈曲(膝を曲げる)する際に、腰椎伸展や骨盤回旋に伴って骨盤が前傾し、さらに症状の増悪を認める場合、腰椎回旋–伸展症候群陽性となります。

この検査で骨盤は前傾しないように固定して、膝関節屈曲すると症状が軽減すれば、腰椎回旋–伸展症候群の証明材料となります。

②股関節回旋

股関節回旋とともに骨盤回旋が起こる場合、その回旋は脊柱で生じていると考えられます。
もし、股関節を回旋して腰の症状が悪化する場合は、脊柱回旋が原因と考えられます。

腰椎と骨盤の動きを固定した状態で、股関節回旋をしたときに、症状が軽減したら、痛みの原因は代償的な骨盤回旋によって引き起こされる脊柱の回旋であることが裏付けられます。

「代償的な」という表現は腰椎骨盤回旋が股関節回旋不足を補うという意味です。
骨盤の代償性回旋は股関節内旋あるいは外旋に伴い片側あるいは両側にて起こりえます。

一般的には骨盤回旋は股関節外旋とともに生じます。
腰椎回旋–伸展症候群の人中には、骨盤回旋が常に一方向で起こる場合があります。

すなわち片方の股関節外旋が骨盤の回旋を引き起こし、反体側の股関節内旋が同方向の骨盤の動きを引き起こす場合もあります。

③股関節伸展

股関節伸展の10度であるため、伸展動作中に脊柱の過剰伸展や過剰回旋が見られることがあります。
股関節伸展中に脊柱の動きを左右で比較することで判断します。

股関節伸展の運動中に腰痛の症状が出る場合、腰椎回旋–伸展症候群の疑いがあると考えられます。

参考文献
「運動機能障害症候群のマネージメント」
Shirley A . Sahrmann 著