姿勢が悪いとスポーツの技術が上手くならないのは???
こんにちは。浜松。磐田の腰痛、膝痛専門 【接骨院RISE(ライズ)】です。
前回は骨盤とスポーツの関係についてお話しました。
今回も、腰痛と関連がある、「骨盤」についてお話していきます。
スポーツにおいての骨盤のポジションは
どのようにコントロールしていくのか?
前回に引き続き、野球を例にしてお話ししていきます。
最近は骨盤の前傾位が取れずに、骨盤が後傾し、猫背になった背中が丸まった選手(子供)が多いです。
スマホやゲームをやる姿勢がそのままスポーツを行う姿勢になっています。
背中が丸まった選手は基礎的な技術を発揮しようとしても
身体が上手く動かないので、適切な技術発揮ができません。
例を挙げてみましょう。
・守る(ゴロを捕る)
①内野手
骨盤が後傾していると、正しい股割りやパワーポジションの姿勢をとることができないため、体がベルトラインで折れてしまいます。
体重もかかとの方に乗っているため、上体が前に出てきません(グローブも前に出てきません)。
この姿勢のまま「腰を落とす」ように指示しても、下背部と大腿部の前側の筋肉に負担がかかるだけなので、まずは姿勢の矯正が必要です。
②外野手
外野手に限らず、シングルハンドでのキャッチになりますが、骨盤が後傾しているとゴロを捕るだけでなく、地面すれすれのライナーをとる際にも影響が出ます。
骨盤をまっすぐに立てて、股関節で折ることが必要です。
股関節で折る(股関節屈曲)は、前傾姿勢が深まり、地面すれすれの打球にもグローブが届くようになります。
・走る
骨盤が後傾していると、背中が丸くなって後方荷重になり、足の運びが鈍くなります。
この姿勢では、ももを高く上げると骨盤の後傾を助長させることになります。
また、肩が前に入るため、肩甲骨がうまく使えず、腕を振ると上体が左右に大きくねじれます。
つまり、非効率的なランニングとなってしまいます。
・姿勢の矯正
姿勢の矯正、骨盤の後傾からニュートラルポジションに戻すには、
体幹のインナーユニット(コアマッスル)の強化は欠かせません。
体幹のインナーユニットは、横隔膜、腹横筋、骨盤底筋群、多裂筋で構成される体幹(コア)のインナーマッスルのことです。
骨盤が後傾しないように、下腹部を凹まること、おしっこを我慢する・お尻の穴を締める、ことを訓練します。
さらにお尻にエクボができるように殿部筋を引き上げます。
これらのエクササイズを継続することで、自然に骨盤が立ち、姿勢が良くなってきます。
呼吸はお腹を凹ませた状態で、呼吸を行います。
RISEでは姿勢改善エクササイズを動画で配信しております。
今日も1つエクササイズをご紹介!
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参考書籍
Sportsmedicine 2011年12月号