いい姿勢は体幹が全て!
とはいいませんが、とても大切な要素です!
こんにちは。
浜松、磐田の腰痛、膝痛専門治療院 「接骨院RISE(ライズ)」です。
前回は体幹の役割である『内臓を所定の位置に収める』についてお話しました。
空いた時間に少しずつこの体幹シリーズのブログを書いていますが、
今も院内では体幹トレーニングによる悲鳴が聞こえてきます(笑)
いいBGMを聞きながら書くブログはいつも楽しく書くことができますね(´∀`*)ウフフ
さて今日は体幹シリーズの続きです!
体幹の役割は以下の3つです。
①内臓を所定の位置に収める
②姿勢保持
③体幹部を動かす
今日は姿勢保持についてです。
②姿勢保持
姿勢を正しく保持するためには、腹圧(腹腔空圧)を高めて背骨や骨盤、肩甲骨を支えることが大切です。
昔から力をしっかり入れるときに『腹に力を入れろ』とか『丹田に力を入れろ』とか言いますが、それはこの腹圧を高めることをさしています。
腹圧を高める力の入れ方は、おへその下をひっこめる感覚です。
ウエストが細いズボンやスカートを履くときに下っ腹をひっこめるあのイメージです。
「ミスターインクレディブル」を見た方は、太った主人公が昔の服を着ようと悪戦苦闘するシーンを思い浮かべてください!
この時に腹横筋、多裂筋、横隔膜、骨盤底筋群が一緒にはたらいて腹圧が高まり、内側から背骨を支える力を強化するのです。
また、体幹のインナーマッスルとアウターマッスル(皮膚に近い筋肉)の筋肉が働くと、胸腰筋膜を引っ張ります。
胸腰筋膜というのは、腰から背中にかけて存在する厚く強靭な筋膜で、「コルセット」の役割をしています。
コルセットや腰痛ベルトなどは、腹圧を高めたり、胸腰筋膜の働きをサポートしたりしています。
腹横筋、腰方形筋、内腹斜筋などがはたらくと、この胸腰筋膜を引っ張るようにテンションをかけます。
ちょうどコルセットを強く締めるような作用でお腹を締め、体幹を安定させます。
体幹部の深層には、背骨と背骨に付随する椎間板や靭帯、また背骨から背骨にまたがってついている小さい筋肉などが存在します。
背骨は頸椎が7個、胸椎が12個、腰椎が5個、仙骨と尾骨に分類されます。積み木のような状態で、一つ一つの背骨を人体や小さな筋肉がつないでいます。
体幹部の深層部の働きは、以下の通りです。
(1)背骨をつなぎとめる
背骨はブロック状の椎骨で構成されますが、椎骨と椎骨の間には絶えず前後、左右、回旋などの負荷がかかっています。これを剪断力(せんだんりょく)といいます。
この剪断力に対抗して背骨を物理的につなぎとめているのが、靭帯や小さな深部筋群などです。
つまり背骨というブロックがバラバラにならないように『すべり止め』の役割をしているのです。
(2)背骨の位置や動きを感知し、姿勢や体の動きを調整する。
また靭帯や小さな筋群には、背骨の動きや位置を感知する固有受容器という器官があり、センサーのような働きをしています。
受容器(センサー)が感知した情報は脳(小脳・大脳)に送られ、姿勢を調整したり、身体全体の動きを調整したりしています。
姿勢が良い状態とは、静止状態だけでなく、スポーツなどのように動いている時でも保たれていることも指します。
スポーツでは、「パワーポジション」と言われていますが、
自分の身体をすぐに動き出せる姿勢です。
バランスを崩しても、良い姿勢を維持する能力がスポーツには求められます。この姿勢維持にも体幹の強さが求められます。
サッカーでは、中田英寿さんが抜群のバランス能力を持っていました。背中を真っ直ぐにして、身体をぶつけられても倒れない体幹の強さでした。
スポーツ現場でのトレーニングで、体幹トレーニングは行っていますし、けが人のリハビリメニューでは、取り入れています。
復帰して再度けがをしないためにも、体幹の強さはとても必要な要素だからです。
RISEではケガからスポーツ復帰、腰、膝のリハビリを得意としています。
そのリハビリ内容を一部紹介!
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